クレジットカードやカードローンの申し込みでは、氏名や年齢などの基本的な情報の他に、勤めている会社の情報や年収、住居形態、家族の有無などを記入する欄があります。与信判断では信用情報に記録されているデータももちろん大切ですが、記録に載っていない情報も審査に利用されます。与信判断に利用されるものの中でも重要なのが、勤め先の情報です。特に勤続年数は長いほどよく、転職して間もない状態では審査に落ちてしまうことも珍しくありません。

もし転職をする予定があるのであれば、クレジットカードやカードローンは転職前に作っておくのが良いでしょう。勤務先の会社規模も重要視されます。大きな会社ほど安定しており、将来的に収入が上がっていくことが予想できるためです。居住形態は持ち家は高く評価され、賃貸物件は支払い能力を圧迫するため、高い家賃の家に住んでいるとマイナス評価となります。

一般的には家賃と収入のバランスの適正ラインは家賃が月収の3分の1程度とされますが、20代の若いうちは3分の1以上の家に住む人も珍しくありません。金融商品の契約が難しくなることもあるので、家を選ぶときには注意しておくと良いでしょう。持ち家でなくても実家暮らしで家族と同居している場合は与信上プラスになります。実家であれば家賃はかかりませんし、家族がいることで連絡がつかなくなる危険性が少ないためです。

与信審査では単純に他の会社での利用実績の他にも、その人の属性を判断する会社もあるため、カード会社の判断次第では契約ができるところとできないところに分かれることがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です